前回、難しい修理が増えたと書いたのですが

その時に、この靴を抱えて悪戦苦闘していたのです。

フィン・コンフォートと言う、ビルケンシュトックやガンターのように日本ではメジャーなドイツ靴なのですが、これらの靴に共通するのが、カップ式のウレタンソールです。

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そのウレタンソールの糸目から裂けてしまったのです。

しかも、当店ですべり止めを貼って2回履いたらなったと言うことで、私も責任を感じ

ソール取替えを引き受けたのは良かったのですが・・・!

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カップを外すと、靴の先が劣化していてパラパラと、

これは、わからなかった。

※ (このような靴は購入したお店か、輸入元の会社に出して純正ソールに取り替えるのが一般的)

 色々な会社やお店にソールを売ってもらえないかと問い合わせをしたのですが NO・・・でした!

IMGP6033 もうやるっきゃない!!

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IMGP6076革でふちを縫って、アインラーゲン(足底板)が

入る深さを形成し、その下に靴底を作ってみました。

ちょっと強引な直し方だったかもしれませんね―!

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0b12813c9b2f9821a8f7d75fa30f9515ビルケンのサンダルは純正スポンジがあります。

私の好きなトリッペンもカガトが十字の形になっていたりと、ドイツ靴は、機能はすごく良いのに

どうして靴屋泣かせなのでしょうね・・・??

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