ついこの前に完成したばかりの靴です・
依頼があったのは昨年の秋で「気長に待ちます。」・・・と言う
言葉に甘えて、半年経ってようやく出来上がりました。
以前オールデン(アメリカの靴メーカー)で レディース限定の注文会があったらしく、その時に購入した靴がこれで 同じような靴が欲しいということで注文してくれました。オールデンのレディースは珍しいと思いますし、世界中で一目見て すぐわかる特長のある靴ではないでしょうか。
又、時代の流れで他のメーカーがスマートな木型で作っている中 かたくななまでに”無骨”さを変えないのが良いですね!
今回は、いまや幻の革ともなったドイツ「カールフロイデンベルグ」社のボックスカーフで作りました。
この有名なタンナーメーカーも廃業してしまい、二度と手に入らないそうです。
履きこむとコルクが足なりに沈んでくれて、自然なフットベッドになってくれるのです!
その部分は出しています。
”どうでしょうか?!このメーカーは、靴底のウエストが深く抉られた(えぐられた)木型だったり トーマスヒールを起用したりで、整形靴に近い特長があり、そっくりに作ろうとしても、なかなか難しい靴だと思います。
オールデン風?とでも言っておきましょうか!!
※ お客さんは待ったかいがあったと喜んでくれました!!
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